※今日は、-ТОが付く不定代名詞について話しましょう
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皆さん、こんにちは。
ゴールデンウィークはどう過ごしましたか?
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズです。
宜しくお願いいたします。
今回は、-ТОが付く不定代名詞について復習しましょう。
※-ТОが付く不定代名詞※
以下の場合に使われます:
а) 不確定な人、物について言う。
例:
1)Я что-то слышал .
私は何かを聴いた。
(それが何か分からない。)
2)Ей кто-то позвонил.
誰かが彼女に電話した。
(それが誰か分からない。)
B) 知っていたが忘れてしまった人、物について言う。
例:
1)Я где-то об этом читал.
私はこれについてどこかで読んだ。
(どこかは覚えていない)
2)Ему кто-то рассказывал об этом.
誰かこれについて彼に話した。
(誰が話したか覚えていない)
※問題 ※
カッコの中から適当な不定代名詞を選んでください。
1. Я (чей-то, где-то,что-то) потерял
свой мобильный телефон.
2.Вчера ночью (где-то, чей-то, кто-то)
позвонил в дверь.
3.Мама готовит нам (чей-то, что-то,
кто-то) вкусненькое.
※ 参考単語集 ※
名詞
1. мобильный телефон :携帯電話
2. дверь :ドア
3. вкусненькое :美味しいもの
動詞
1. потерять :失くす
2. позвонить :鳴らす
3. готовить :作る、料理する
※正解※
1.Я где-то потерял свой мобильный телефон.
(私はどこかで自分の携帯電話を失くした。)
2.Вчера ночью кто-то позвонил в дверь.
(昨夜、誰かがドアのベルを鳴らした。)
3.Мама готовит нам что-то вкусненькое.
(ママは私たちのために何か美味しいものを作っている。)
※ ポイント※
◎-тоが付く不定代名詞を前置詞と一緒に使う場合、
前置詞が不定代名詞の前に来ます。
例:
Ему нужно обсудить с кем-то этот вопрос.
(彼はその問題について誰かと話す必要がある。)
今回は以上です、
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズでした。
次回も宜しくお願い致します。
また、お会いするのを楽しみにしております。^^