今回は、方向を表わす前置詞В, НА を勉強しましょう。
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皆さん、こんにちは。
お元気でしょうか。
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズです。
宜しくお願いいたします。
今回は、方向を表わす前置詞В, НА を勉強しましょう。
※方向を表わす前置詞 В, НА ※
◎運動を表わす動詞の後に前置詞В または НАが名詞対格とともに使われます。
基本的には前置詞Вは何かの中に、НАはある物の上に向かう運動を表わし
«куда?»という質問の答えに用いられます。
例えば:
1、Он спешит на собрание.
(彼は会議に急いでいます。)
2、Саша положил журнал на полку.
(サーシャは雑誌を書棚に置きました。)
※ 問題 ※
括弧の中から適当な前置詞を選んでください。
1、Осенью (на, в) землю падают листья.
2、Сестра собирается (в, на) встречу с другом.
3、Кажется, кто-то стучится (на, в) дверь.
※単語※
(名詞/表現)
問題1)
осень:秋
земля:地面
лист:木の葉
問題2)
встреча:出会い
друг:友達
問題3)
дверь:ドア
(動詞)
問題1)
падать:落ちる
問題2)
собираться:(出かける)支度をする
問題3)
стучаться:ノックする
※正解※
1、Осенью на землю падают листья.
(秋に木の葉が地面に落ちる。)
2、Сестра собирается на встречу с другом.
(姉は友達と会うために支度しています。)
3、Кажется, кто-то стучится в дверь.
(誰かがドアをノックしている。)
※ ポイント ※
●(前置詞 В+名詞対格)が使われる場合
1)何かの中に向かう行動や運動
例:Положила торт в холодильник.
(冷蔵庫の中にケーキを入れました。)
例:Я бросаю камень в реку.
(私は川に石を投げる。)
接頭辞「в」がある動詞の後は、(前置詞в+対格)が使われます。
この動詞は何かの中に向かう動作の意味になります。
例:Волга впадает в Каспийское море.
(ヴォルガは、カスピ海に流れ込む。)
例:Автобус въехал в лес.
(バスが森林の道に入りました。)
●(前置詞НА+名詞対格)が使われる場合
ある物の上に向かう行動や運動
例:Мама надевает платок на голову.
(母は頭にスカーフをかぶっている。)
以上です。
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズでした。
また次回も宜しくお願い致します。
また会うのを楽しみにしております。^^