※今日は不定助詞-тоを見てみましょう。
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皆さん、こんにちは。
先週末はどう過ごしましたか?
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズです。
宜しくお願いいたします。
今回は、不定助詞-тоを復習しましょう。
※不定助詞-то※
不定助詞-тоが付く不定代名詞は、
確かな人・物・特徴であっても話し手がまだ
知らないことを示す場合使われます。
または、話し手は知っていたが
現在忘れている人・物について話す場合にも用います。
普通、現在と過去時制に限られます。
例:-Где книга?
-Где-то там.
例:-Откуда эти подарки?
– Откуда-то.
※ 問題 ※
以下の文を訳してください。
1、Откуда-то слышались странные звуки.
2、Где-то я читал про эту историю.
3、Сегодня утром она с кем-то разговаривала.
※ 単語 ※
名詞:
1、слышаться :聞こえる
3、разговаривать:話す
表現:
1、странные звуки :奇妙な音
3、сегодня утром : 今朝
※ 正解 ※
1、Откуда-то слышались странные звуки.
(どこかから奇妙な音が聞こえた。)
2、Где-то я читал про эту историю.
(どこかでこの話を読んだことがあります。)
3、Сегодня утром она с кем-то разговаривала.
(今朝、彼女は誰かと話していた。)
※ ポイント※
◎то-が付く不定代名詞を前置詞と一緒に使う場合、
前置詞は不定代名詞の
前におかれます。
例:
Он с кем-то переписывается.
(彼は誰かとチャットしている。)
不定代名詞кто-то、что-тоの格変化:
主格:кто-то, что-то
生格:у кого-то, у чего-то
与格:кому-то, чему-то
対格:кого-то, что-то
造格:с кем-то, с чем-то
前置格:о ком-то, о чём-то
今回は以上です、
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズでした。
次回も宜しくお願い致します。
また、お会いするのを楽しみにしております。
^^