今回は、ロシア語の助詞について復習しましょう。
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皆さん、こんにちは!
お元気でしょうか。
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズです。
宜しくお願いいたします。
今回は、ロシア語の助詞について復習しましょう。
※助詞※
ロシア語の助詞は補助語(ロシア語でслужебное словоと称される)
の一部を構成するもので、それ自体は語尾変化することはなく、
個々の単語や文全体に特定の意味やニュアンスを付加する役割を担っています。
例:1、Разве ты говорил об этом?
(そのことをしゃべったのは君なの)。
2、Ни шагу назад!
(一歩も引き下がるな。)
※問題※
助詞に注意しながら、以下の文を訳してください。
1、Давайте я вам помогу.
2、Я изучал русский язык только три месяца.
3、Дай-ка мне взглянуть.
※参考単語集※
(名詞/表現)
問題2)
русский язык:ロシア語
три месяца:3ヶ月
(動詞)
問題1)
помочь:手伝う
問題2)
изучать:勉強する
問題3)
взглянуть:ちょっと見る
※正解※
1、Давайте я вам помогу.
(私が手伝いましょう。)
2、Я изучал русский язык только три месяца.
(ロシア語は3ヶ月しか勉強していません。)
3、Дай-ка мне взглянуть.
(私にちょっと見させてくれ。)
※ ポイント ※
◎助詞は а, ли (ль), не … ли, неужели,
разве, что за, что, что ли, какなどです。
1)не … ли は不確実性の意味を表わします。
例:Не стыдно ли?!
(あなたは恥ずかしくないの。)
2)неужели, развеは驚きや不安の意味を表わします。
例:Разве ты говорил об этом?
(そのことをしゃべったのは君なの。)
3)как, что やаは問い直しをする時も使われます。
例:Денег у нас больше нет.
(私たちにはお金がもうない。)
- Как нет?
(何だって、もうない?)
【ロシア語翻訳入門】担当のクンドゥズでした。
次回も宜しくお願い致します。
また、お会いするのを楽しみにしております。^^